装備強化の仕組みを世界観的に妄想説明してみる③ ~「潜在能力開放」編

妄想的に装備強化の仕組みを考える文章の第三回で、今回は潜在能力解放です。


潜在能力というのはゲームのサービス開始当初にはなかったもので、ゲームの仕様としては最初からあったとは思われますが後付されたものだと想定します。これはゲーム内の設定でも同じではないだろうか、と仮定しています。つまり、潜在能力を付与するトレンドが発生したのはアークスの歴史の中でだいぶ後になってからだということですね。
それを仕組みと合わせてご説明します。
潜在能力の原理自体は、以前に書いた特殊能力合成の仕組みと一緒で、制作者の意図する能力をフォトンで仮想領域から発現させるものになります。パソコンの喩えで言うなら、ハードを弄るのではなくソフトをインストールする形ですね。
ただ、そのソフトをインストールする場所が違うのです。


特殊能力合成の時は、予めインストールされる対象の領域が決まっていて、その容量には上限があるからこそ、武器やユニットに特殊能力を複数付けるのが難しいという話をしました。
さて、この武器やユニットの仮想領域には、特殊能力のために確保された部分に隣接して、フォトンを武器として使用するメカニズムを起動させたり、武器防具として基本的な能力を発現するための基本領域が存在しています。再びパソコンで説明すれば、WindowsやiOSなど、OSが格納されているシステム領域というやつですね。これは武器やユニットのコアパーツ(シオンなりが供給する、武器製作者にはいじれない部品と仮定しています)に於いて、自由にインストールできる領域とセットになっている部分ですが、なにしろそれら機器の心臓部ですので、安定した武器防具の稼働に支障とならないために長らく手出しが禁止となっていたわけです。
ところが、ある武器製作者が、その基本領域のある箇所にダミーデータがたくさんある領域があることに気づき、その部分のデータを削除してエリアを確保すれば、自分の望む実験的なフォトンの発現をインストールできるということを発見したわけです。最初は少ない武器からでしたが、その能力の効能の高さは瞬く間に知れ渡って、アークスの武器管理を担当する部門も追認した…という感じではないかと想像します。
つまり潜在能力は開放、特殊能力合成のように一般化した技術ではなくて、武器制作者の技量と意志によって確立した技術ではないだろうか、ということです。


各武器の潜在能力が確定するためには、各武器の制作者、または既存のある武器を気に入った制作者が付与するという意志を持つ必要があります。また、存在している武器全体の特徴やフォトンの傾向から、それに見合った潜在能力を引き出して形成・付与する武器制作者の判断が必要です。潜在能力をインストールする領域だけならば大量生産品のコモン武器でも確保できるでしょうが、その価値を見いだせないと制作者が思っているので付与されないわけです。
潜在能力はクリティカルなOS領域を扱うため、シンセサイザーを使った機械的な作業を行うことが出来ません。よって、物質化したエネルギーそのものというべきフォトンスフィアを媒介に、フォトンを直接使って手作業で書き込む必要があります。巨大なタペストリーを工場の織機ではなく自分で編み上げるようなものです。当然、刀匠というべき制作者たちの中でも能力のある人々が請け負っているであろうことが想像できるので、失敗は発生しないのです。
ただし、基本領域に対しマイクロマシン(=グラインダー)で干渉してチューニングされた武器強化を、素の状態に戻してしまうという難点があります。この辺の詳しい仕組みは武器強化を説明する時にもう一度説明しようと思います。


手工業の極みともいうべき潜在能力解放ですので、それぞれの能力を編み出した制作者たちは結構な自尊心を持って潜在能力を提供していると思われます。なので、おそらくですが、付与される潜在能力は当人の技術系統に拠るものだと想像できます。
つまり、

・違う武器に与えられている同じ潜在能力は、同じ工房で作られている。
・同じ潜在能力を持った武器は、出自が違う工房で作られていても、同じ制作者が潜在能力を付与している。

ということになります。
PSO2の武器は、例えばノーマル→ラムダ→ディオなど、同系統と思われる武器が明示されているにもかかわらず、そのフォトンの傾向に一貫性がありません。ラムダアリスティン→ディオアリスティンと、ラムダアーディロウ→ディオアーディロウなど、例はいくらでもありますが。つまり、フォトンの色の傾向で強くなったかどうかというのが判りにくい訳です(基本的なコモン武器のフォトン色は明るい青ですが、最新に近い★12であるリンドクレイなどでもほぼ同じ色になっています)。
これは工房同士の技術交流が盛んで、自らの技術の系譜を守るという意図が弱いからではないでしょうか。違う工房で作られていても、位置する強さの順番に順次名前が振られていたりするとか。逆に考えれば、同じ色のフォトンをしている武器は同じ工房で生産されているのかもしれませんけどね。いずれにしても、種族間差別もなくて平等の概念が浸透していて、違う種族同士でも子供も普通に作れるというアークスの特性が関係している気もします。
ただ、ここで考えている潜在能力は、その刀匠が該当する武器のために自ら編み出した能力なわけで、そちらを追ってみたほうが、武器の系統を考える際に面白いことになるんではないかと想像します。たとえば、ルーサー産の★12武器の潜在能力の多くが煌気光なのは、同じ技術者が担当しているからだという感じで。


潜在能力は手がける武器制作者個人に依存するものですので、ひとつの武器にたいして2人の技術者が違う潜在能力を開発するという可能性も有り得ます。これが第二潜在といわれるものです。また、制作者個人の能力によっては、潜在能力が更に強化されたり、あるいは場合によっては劣化する可能性もありえるでしょう…とこれはゲームのバランス調整に関するメタ的な考えですが…。
また、潜在能力は武器制作者個人がその武器に思い入れがあることがまず重要なので、あまり強くない★7武器とかに突然強い潜在が与えられることだって普通に起こりえるし、反対に、まるで見当違いな潜在が与えられることだって発生してしまうこともあるのです(エルダーロッドに修羅紋とかね…)


以上が、潜在能力解放とはどういうものか、という妄想です。
武器強化や特殊能力合成と違って、潜在能力解放が絶対に失敗しないのは、全盛期のジグみたいな超優秀なマイスターが手作業でやってくれているからだと考えると、ちょっとありがたく、また頼もしく感じるでしょう。
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